THE TŌNO BOOK
ガイドブック
移住者を増やす目的で遠野市から依頼を受けて企画・制作したガイドブック。2016年、遠野で「Next Commons Lab」というプロジェクトチームが発足し、15人の移住者が遠野を拠点に生活をし始めました。デザイナー、醸造家、農家、蔵人、研究者、助産師、広告プロデューサーなど、肩書きは様々。地域おこし協力隊の制度を利用し、豊かな地域資源を活用した取り組みとして全国的にも注目されました。そんな「遠野の今」と「これから」を伝えるガイドブックです。
冊子に込めた熱量を伝えるべく東北・関東4都市で配布行脚
遠野に興味を持ってもらうには「遠野といえば河童が有名な場所だよね」という既存の土地のイメージを書き換える必要があると感じていました。移住者たちが起こす新しい取り組みは、それを可能にするパワーを持っていると感じ、遠野の「今」の面白さと活気を感じてもらえる冊子を目指しました。制作に込めた熱量をきちんと伝えたいと思い、宮城、栃木、神奈川、東京にて、約100人に1400冊を直接手渡しする配布行脚をしました。
プロジェクト実施期間 2017年1月〜2017年3月
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クライアント:遠野市/企画・プロデュース・編集:富川 岳/デザイン:株式会社トランク/執筆:佐藤 利智子、木戸場 美代子