遠野醸造

缶ビールラベル、梱包資材

遠野醸造からのオーダーで、新たに始める缶ビールのラベルと、その梱包資材のデザインを制作しました。すでにたくさんいる遠野醸造ファンのリピート率を上げ、車での来店者、また遠方で頻繁には来られない方へのアプローチとして、缶ビールの販売を決めた遠野醸造。デザインは盛岡市のデザイン事務所、grams design officeに依頼し、質の高いビールを追求する遠野醸造のスタンスやイメージをシンプルなラベルデザインで表現しました。

「クラフトビールを愛する人」に届けたいデザイン

当初は、缶の素材感を活かした透明ラベルを検討していましたが、写真を撮るときに缶の表面に撮影者が写り込んでしまうことが発覚。クラフトビールの愛飲家はビールの写真を撮ってSNSに投稿したい人も多いため撮り方が難しいのは避けたい、とのご指摘をいただき、それまでのラベルイメージは保ちつつラベル色を白に変更しました。こうしたところにも、お客さんを大切にする遠野醸造の企業姿勢を感じることができました。

プロジェクト実施期間 2020年8月〜2020年11月

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クライアント:株式会社遠野醸造/プロデュース:富川 岳、岸本 麻衣/ディレクション:宮本 拓海/デザイン:山内 稜平、鈴木 駿一(grams design office)/写真:菅原 結衣